物価高騰などで農家が深刻な影響を受けているとして、JAみやざきは、来年度までの2年間で総額約21億8000万円の支援策を実施します。
農業資材や飼料などの価格高騰対策にはおよそ5億4700万円を計上。
この中で、出荷する青果物などの輸送費について、上昇分の2分の1を助成します。
また、生産基盤対策には約12億7000万円を充て、宮崎牛の安定供給に向け50万円以上で子牛を購入する繁殖農家に1頭にあたり、5万円を助成します。
(JAみやざき・栗原俊朗組合長)
「農家組合員の生産意欲を喚起し経営安定を図り、食料安全保障に資するため、昨年に引き続き、(組合員への)支援対策を行いたい」
また、16日は、地域の食を支援しようとJAみやざきから県産のお米1トン、5キロ200袋分が、県内のフードバンク団体に贈呈されました。