全国で多発する逆走事故を受け、高知県警と高速道路会社の合同で事故を未然に防ぐための訓練が行われました。

4月に栃木県の東北自動車道で発生した逆走事故では運転手を含む3人が死亡。県内では過去5年間に死亡事故はないものの、今年に入って高速道路で逆走する事案が発生しています。

6月16日の訓練では逆走車を発見した場合の連携方法を確認しました。通報を受けるとまずは先回りしてパトカーなどでバリケードを作り一時的に通行止めに。そうすることでほかの自動車との接触事故を未然に防ぎます。

過去のデータによりますとドライバーは自分が逆走していることに気づいていないケースが多いため、発煙筒や旗を振るなど視覚的に異変を訴えます。

高知県警交通部・吉本奉由警部:
「もし逆走車両を見つけたら、まずは近くの路肩に停止するなどして自分の安全を確保してほしい。」

高知さんさんテレビ
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