今週は厳しい暑さが予想されていますが、そんな暑い夏の味覚の一つが枝豆です。新潟市南区では地域のブランド枝豆の出荷が始まりました。天候に恵まれ、今年の出来は上々のようです。
6月16日、今年の稼働が始まったのは新潟市南区の枝豆選果施設。
【記者リポート】
「新鮮な白根地区の枝豆がずらりと並んでいます。これから大きな機械で洗浄から選別まで、出荷までの一連の流れをほぼ自動で行います」
新潟市の黒埼地区に次ぎ、県内2番目の枝豆の出荷量を誇る白根地区では16日から選果作業がスタート。
生産者から持ち込まれた約380kgの枝豆が袋詰めされていました。
この白根地区で生産される枝豆に去年、付けられたブランド名が『しろねえだま~めいど』です。
【JA新潟かがやき しろねえだまめ部会 西村和成 部会長】
「枝豆のみずみずしさをマーメイドで表現。また、尾びれを丸く描くことで、長いリレー出荷を表している」
白根地区では6つの品種を10月上旬までリレー形式で順次出荷していて、地域自慢の枝豆の認知度向上を目的にブランド化されました。
【JA新潟かがやき しろねえだまめ部会 西村和成 部会長】
「去年は販売資材が揃わず、反応はイマイチだった。今年はイベントなどを通じて(白根の枝豆を)広めていきたい」
今年約200tの出荷を見込んでいる『しろねえだま~めいど』。
この日、選果が行われた極早生品種『初だるま』は4月の低温で生育が心配されましたが、その後、好天に恵まれ関係者も太鼓判を押す品質に仕上がりました。
【記者リポート】
「粒が甘く、一粒一粒食感がしっかりしているので食べ応えもありおいしいです」
【JA新潟かがやき しろねえだまめ部会 西村和成 部会長】
「今年も暑い夏になると思うので、枝豆を片手に楽しんでほしい」
近づく本格的な夏の味覚として食べたい枝豆。しろねえだま~めいどは7月下旬に出荷のピークを迎えます。