試合後に電撃発表。いよいよ日本時間17日、大谷翔平選手が663日ぶりに二刀流復活です。
16日、ジャイアンツ戦に1番指名打者で先発出場した大谷選手。
3本のヒットを放ち、勝利に貢献しました。
すると試合後、ドジャースが公式SNSを更新。
「大谷翔平はあす、パドレスとの対戦で先発投手として登板する予定だ」と投稿しました。
右肘靱帯の修復手術後、打者相手に3度の実戦形式の投球練習を行うなど順調に調整を重ねてきた大谷選手。
当初、二刀流復帰は7月のオールスター明けと見込まれていました。
ところが16日の試合前、ロバーツ監督が「(Q.次の実戦形式練習が最後の調整か?)可能性はある。それにショウヘイ自身からも『実戦形式の投球でエネルギーを消費するくらいなら、その“投球”を試合で使おう』という趣旨の話があったんだ」と話していました。
そして、試合後になると監督は「数日以内にオープナー(短いイニング)として先発を務める可能性はかなり高い。おそらく最初は1イニングになるだろう」と語りました。
さらにそのすぐあと、チームの公式SNSが17日の先発を発表したのです。
「イット!」のMLB取材キャスター・鈴木優さんは、めまぐるしく変わった情報について、「僕らも相当ビックリしたが、ライブBP(実戦形式の投球練習)をなくして、試合で投げながら打撃も一緒にやる方が大谷さんへの体の負担が少ないと考えた感じ」と話します。
当の大谷選手は15日、記者にオールスター前での登板を聞かれ、「どう思いますか?逆に」と答えると、さらに肩をすくめて「まぁそんな感じですね」と準備はできているとばかりの笑顔を見せていました。
では気になる“投手・大谷”の状態はどうなのでしょうか。
「イット!」のMLB取材キャスター・鈴木優さんは「前回の登板で80%ぐらいまでは来ていると思う。肘への負担とかも考えながらピッチング練習してきたと思うので。投げてる球自体は1イニングであれば、試合、全く問題ない」と話します。
いよいよ二刀流復帰の大谷選手。
17日のマウンドと、そのあとの打席に期待が高まります。