老朽化が進む名古屋市の東区役所の移転計画について、河村たかし前市長が代表を務める市民団体が2025年6月16日朝、広沢一郎市長に署名を提出しました。
名古屋市の東区役所は、築50年を超えて老朽化が進んでいることから、市は愛知大学車道キャンパスの校舎を改修し、新たな区役所にする計画を明らかにしていました。
校舎にアスベストが使われていることや市の説明不足などを理由に、一部の市民から反対の声が上がっていて、16日、市民団体の代表を務める河村たかし衆議院議員が市民6102人分の署名を提出しました。
現地新築を実現する会の河村たかし代表:
「区民の皆さんが嫌だと言っていることをやっちゃいけませんよ」
市民団体は現在の区役所の敷地での建て替えを求めていて、広沢市長は「市民の意見を踏まえて総合的に判断したい」と話しています。