愛媛県の県獣「二ホンカワウソ」が県内で確認されてから50年。新居浜市の県総合科学博物館では秘蔵のコレクションで歴史や知識を深める特別展が、7月12日からスタートします。
この特別展は「史上最大の二ホンカワウソ展」。43体の標本を展示して投票で“推し”を選ぶほか、生物としての特徴や戦後の再発見から衰退に至る過程、生物が絶滅することの問題点などを秘蔵の資料などで解説し、歴史や知識を深めます。
コーナーは「発見」「減少の理由」「言い伝え」「どんな生き物」などが設けられるということです。
愛媛の県獣の「二ホンカワウソ」は四国の西南エリアに多かったものの、県内では宇和島市の九島で1975年4月、メス1匹が保護されたのが最後の目撃例になっています。ただ県は2013年にカワウソが生息しそうな水辺にカメラを設置するなどし、発見に取り組んでいます。愛媛県に近い高知県大月町では、2020年に目撃情報があったということです。
この特別展は有料で、7月12日から9月23日まで開かれます。
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