官製談合事件で前の町長が辞職したことに伴う佐々町長選挙は、新人で元町議の浜野亘さんが初当選しました。
15日に投開票が行われた佐々町長選挙は、無所属新人で元町議会議員の浜野亘さん(69)が2964票を獲得して、ほかの新人3人との戦いを制し初当選しました。
当選した浜野亘氏(69)
「佐々町の名誉回復のため皆さんの意見をもらいながら、町づくりを頑張っていきたい」
浜野さんは前回、4年前の町長選挙で当時現職だった前町長に敗れたあと、挽回を期して町内での支持基盤づくりを進めてきました。
今回の選挙戦では入札制度の見直しや子育て支援、耕作放棄地の活用などを訴え、票の獲得につなげました。
投票率は過去最低だった前回から2.24ポイント上回る63.11%でした。
浜野さんは16日午後、初登庁し、当選証書を受け取る予定です。