県内で多発している特殊詐欺を未然に防ごうと勝山警察署などは地元の高校生がデザインした紙袋を制作し、15日から市内の菓子店で買い物客に配布されることになりました。
この紙袋は、特殊詐欺による被害を防ぎたいと勝山市の職域防犯協会が勝山署と市内の菓子店「金花堂はや川」に呼び掛けて制作することになったもので、勝山高校芸術部の佐野育海さんが中心となって描きました。
弁天河原の桜を背景に、恐竜が「悪い人のガセ話や甘い話信じないで」と詐欺防止を訴えるデザイン。この標語の頭文字を取ると「わ」「が」「し」となるユーモアも織り交ぜられています。
この紙袋は1万枚制作され、15日から金花堂はや川勝山本店のほか、その他の店舗でも買い物客に配布されます。