札幌市東区の路上で15日未明、乗車したタクシーの男性運転手の顔を何度も殴ってケガをさせ乗車料金の支払いから逃れたとして乗客の33歳の男が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む自称・会社役員の男(33)です。
男は15日午前4時ごろ、東区伏古8条4丁目の路上で、タクシー運転手の男性(43)の顔を何度も殴って軽いケガを負わせ、タクシーの乗車料金2190円の支払いを逃れた疑いがもたれています。
男性は被害を受けた直後に「客に殴られ、料金を支払わずに逃げた」と110番通報。
現場に駆け付けた警察官が近くを歩く男を発見し、事情を聴いたところ、犯行への関与を認めたため緊急逮捕しました。
警察によりますと、男は飲食をした後に中央区でタクシーに乗車。
目的地だった現場に到着した際に、料金の支払い方法で運転手の男性とトラブルになったことをきっかけに、犯行に及んだとみられています。
警察の調べに対し男は「認めざるを得ません」と容疑を認めています。
警察が動機や当時の状況を調べています。