熊本市は、生活保護費を誤って別の受給者に支給する事務処理ミスがあったと発表しました。

熊本市によりますと、5月30日、6月分の生活保護費を窓口で支給する際、担当するケースワーカーが、誤ってAさんに受給者Bさんの生活保護費を支給したということです。

その後、Bさんが支給を受けようとしたところ、〈支給済み〉となっていたことから
ミスが発覚。市は、その日のうちに2人に謝罪したということです。

担当者が苗字のみを口頭で確認していたことが原因で、業務マニュアルにも本人確認の具体的な方法は記載されていませんでした。

熊本市では、再発防止策として、支給する際に免許証やマイナンバーカードなどで
本人確認を徹底するとしています。

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。