アメリカ・トランプ大統領の79歳の誕生日となる6月14日、ワシントンで、大規模な軍事パレードが開催されます。一方で、各地ではトランプ大統領に対する抗議デモが行われています。
陸軍創設250周年を記念した今回のパレードには、約7000人の兵士や150台の軍用車両、50機の戦闘機などが参加します。
ワシントンでの軍事パレードは、1991年に当時のブッシュ大統領が実施して以来、34年ぶりで、総費用は4500万ドル、日本円で65億円に上るとされています。
観覧に来た市民は「これは一生に一度の経験。私たちは250年も生きられない。この歴史の一部に生きている私たちは本当に幸運だ」などと話していました。
一方、今回のパレードは79歳を迎えたトランプ大統領の誕生日に行われることから、全米2000カ所で抗議デモが行われています。
デモが過激化した場合、トランプ大統領は「非常に大きな力で対応する」としていて、各地で厳戒態勢が敷かれています。
軍事パレードは、日本時間15日午前7時30分に始まります。