北朝鮮メディアは海上で一時横倒しになった新型駆逐艦の進水式が行われたと報じました。

13日付の労働新聞は金正恩総書記が前日、娘と共に5千トン級の新型駆逐艦に乗船する様子を公開し北朝鮮北東部の造船所で進水式が行われたと伝えました。

金総書記は2026年から毎年同じ規模の駆逐艦を2隻ずつ建造し、海軍を強化する方針を示しました。

駆逐艦は5月21日に別の造船所で進水に失敗して横倒しになり、激怒した金総書記が6月に開かれる党の会議までに修復するよう指示していました。

事故から3週間余りで復旧したとしていますが、韓国メディアは内部まで復旧したかはわからず実際に稼働するまでには相当な時間がかかるとの分析を報じています。