6月23日の慰霊の日を前に、糸満市摩文仁で平和祈念像のほこりを払う浄めの作業が行われました。

戦争で犠牲になった全ての人を追悼し、平和への願いを込めて建立された平和祈念像は、毎年慰霊の日の前と年末にほこりを払う浄めの作業が行われています。

12日、沖縄県内のバスガイドや県立芸術大学の大学生ら35人が参加し、高さ12メートル、幅8メートルの平和祈念像を柔らかい布で一拭き一拭き心を込めて丁寧に浄めていきました。

沖縄県立芸術大学の学生:
平和への思いで作られたこの仏像を自分の平和の気持ちを込めて浄めさせてもらえるっていうのは光栄なことだなと思っています

沖縄平和祈念像制作者の1人 糸数政次さん:
戦後80年経っても未だ世界で戦争が行われている早く平和になってほしいなということを願っております

平和祈念堂では、慰霊の日の前日に戦没者を追悼する前夜祭が執り行われます。

沖縄テレビ
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