12日に開会した6月議会で山口知事は「有明海の再生はみんなで取り組む課題」と述べ、諫早湾干拓事業において国が設置を検討している、新たな排水設備について期待を寄せました。

【山口知事】
「宝の海である有明海の再生は、国や県、市町、漁業者など有明海に関わるもの皆で取り組む課題。これからも力を合わせて全力で取り組んでまいります」

12日に開会した6月県議会で山口知事はこのように述べ、アゲマキやウミタケの休漁や、ノリ養殖の不調が続いていることについて、「この状況が今後も起こりうること考慮した対応が必要」という考えを示しました。
そのうえで、諫早湾干拓事業に関連し、有明海と調整池との水位差を利用して、比較的濁りの少ない調整池上部の水を排水するための新たな設備を取り付ける計画について、海況の改善に期待を寄せました。

【山口知事】
「やれることはなんでもやるのが有明海のポイント」

また、7月に開設される佐賀駐屯地に関しては「駐屯地と地元との間で、お互いに信頼が築かれる関係を構築してほしい」と求めました。

サガテレビ
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