11日夜、天童市でサッカー天皇杯の2回戦が行われ、モンテディオ山形はJ3・鹿児島に2対1で勝ち、3回戦進出を決めた。
鹿児島代表のJ3・鹿児島ユナイテッドFCとの天皇杯2回戦。
最初にゴールネットを揺らしたのは山形だった。
前半4分、相手のクリアボールをゴール前に詰めていた坂本が蹴りこみ先制点を奪った。
前半はそのまま1対0で折り返し、迎えた後半18分、山形はスローインからのリスタートでボールを失うと、そのまま白のユニフォーム鹿児島にシュートを許し同点に追いつかれてしまう。
それでも後半35分、途中から入った氣田のクロスに、同じく途中出場の藤本が頭であわせて勝ち越す。
このゴールが決勝点となり、山形が2対1で勝利、7月16日(水)行われる3回戦に駒を進めた。
青嶋
天皇杯は難しい面があり、11日に全国で行われたゲームで「ジャイアントキリング」といって、J1の柏レイソル・横浜Fマリノスが負けたり苦戦したりいろいろあった。
その中でモンテディオが勝ったのはすばらしい。
ただ、シュート数が圧倒的だったのにこの点差ということで、見つかった課題や手ごたえを、6月15日(日)の大一番、ホーム・ベガルタ仙台とのみちのくダービーでの白星につなげてほしいところ。
11日に取材した鈴木アナのメモ「1勝の価値と影響が非常に大きい試合。勝利で反転攻勢のきっかけにしてほしい」まさにその通りだと思う。