広島市のデパートでは広島ならではの新商品などを揃えたお中元商戦が始まりました。
広島市中区の福屋八丁堀本店には12日からお中元ギフトセンターが開設されました。
【辰已麗キャスター】
「ギフトセンターは非常に広いんですけれども、その入り口部分には広島、地元のものを全面に押し出した商品がずらりと並んでいます」
およそ2000点ある商品のうち、福屋が特に力を入れているのが自社で開発・発掘した広島ならではの独自商品です。
新商品のジェラートは安芸太田町の加計高校の生徒が食材の組み合わせから携わり、試食を重ねて完成させました。
【加計高校・橋本智貴さん(3年)】
「美味しいと思ってくれるようなジェラートをつくったと思っているので、どの層の人にも食べてほしいです」
8種類の味のうち、一番の自信作がサツマイモとハチミツを使ったジェラートです。
【辰已麗キャスター】
「お!最初サツマイモなんですが、鼻から抜ける感じはハチミツが強いですね。おいしいです」
夏の挨拶として贈る「お中元」ですが、時代の変化と共に贈るだけでなく、自分用に購入するニーズも想定しているといいます。
【福屋営業企画課・小川将慶 課長】
「広島を盛り上げていきたいという思いから県産素材を使った商品をしっかりと集めていますので、広島のお客様にも県外のお客様にも広島の魅力を知ってもらえるようなお中元シーズンになればと思っています」
福屋のお中元ギフトセンターは8月5日まで開かれています。
<メモ>
・福屋で開発・発掘した商品は全14種類
・ジェラートは、お中元シーズン限定の販売全8種類
・店舗だけでなくオンラインでも販売