海上自衛隊のトップである海上幕僚長が佐世保市の宮島市長を表敬訪問し、「西海の守りをしっかりと果たすべく努力していく」と述べました。
市役所を訪れたのは、地元・佐世保市出身で2024年7月から海上幕僚長を務めている齋藤聡海将です。
海上幕僚長 齋藤 聡 海将
「非常に厳しい安全保障環境の中で佐世保地方隊は西海の守りの最前線」「西海の守りをしっかりと果たすべく日々努力していく」
宮島市長との意見交換は、一部非公開で行われました。
市によりますと齋藤幕僚長の佐世保訪問は就任以来初めてで、「現状視察」が目的だということです。
佐世保市 宮島大典市長
「本市の後方支援の立場を考えると非常に重要で、今後その位置づけというものは非常に高まっていくと認識している」「防衛施策についても、引き続き協力しながら進めていきたい」
意見交換では2024年11月に福岡沖で起きた掃海艇の沈没事故にも触れていて、齋藤幕僚長は「引き揚げた船体を崎辺地区に運んで調査する」と明らかにしたということです。