営利目的で覚醒剤を輸入したとして、仙台空港でマレーシア国籍の男女が逮捕されました。押収された量は約9.2キロ、金額にして5億3千万円相当にのぼり、宮城県内の摘発量としては過去最大だということです。

覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、マレーシア国籍のモサディック・ビン・ハジ・ソラニ容疑者(52)と、ファリダ・ビンティ・マンソール容疑者(46)です。

警察によりますと、2人は5月13日午後4時ごろ、仙台空港の国際線で、覚醒剤をしみ込ませたウエットティッシュを持ち込み、日本国内に輸入した疑いが持たれています。

事件は、仙台空港の税関で実施した2人の手荷物検査で発覚しました。警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。警察は、2人が営利目的で覚醒剤を輸入したとみて、調べを進めています。

仙台放送
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