6月15日の「父の日」を前に、宮城県内の花の生産者や市場関係者が、村井知事に黄色い花束を贈りました。
11日、宮城県庁を訪れたのは、県内の生花店が加盟する組合や生産者です。
「県産のガーベラとヒマワリを使ったアレンジです」
手渡されたのはガーベラやヒマワリ、バラなど、いずれも県内で生産された黄色い花の花束です。一般的に母の日の定番と言えば、赤いカーネーションですが、花卉(かき)業界では花の消費拡大につなげようと父の日には黄色い花を送ることを推奨しています。
県花卉商業協同組合 鈴木和彦専務理事
「母の日は花を一般的にもらうが、『お父さんは何が欲しい?』と聞くと『気持ちだけでいいよ、ありがとう』とか『感謝の気持ちだけでいいよ』と言うお父さんが多い。その中でも感謝の気持ちに添えるには花が最適かな」
県内の花の生産額は、生産者の高齢化などを理由に1998年の54億円をピークに、去年は25億円まで減少しています。