宮城県沖地震の発生から6月12日で47年です。仙台市では12日、宮城県警や消防、自衛隊などが連携した訓練が行われました。
12日、仙台市宮城野区の県消防学校で行われた訓練には、防災関係機関など28団体約170人が参加しました。
訓練は長町ー利府線断層帯を震源とする直下型地震により、仙台市で震度6強を観測し、多くの建物が倒壊した想定で行われました。訓練では実際に重機も使い、倒壊した建物から取り残された住民を救助するまでの手順などを確認しました。
仙台市危機管理局 飯島裕貴危機対策課長
「訓練を通して連携を強固にして、これから起こりうる災害に対して、迅速な対応をとれるように態勢を強化していきたい」
12日は学校や企業などでも訓練が行われています。