プレスリリース配信元:リスクモンスター
法人会員向けに与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本太一、以下リスモン)は、第15回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果を発表いたしました。
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果サマリー
●トップ2は公務員、3位はトヨタ自動車
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」は、1位「国家公務員」、2位「地方公務員」、3位「トヨタ自動車」、4位「任天堂」、5位「グーグル(Google)」という結果になりました。公務員は10回連続でトップ2を独占、3位の「トヨタ自動車」は、公務員を除いた民間企業において13回連続で1位となりました。
●トップ20のうち17社が継続ランクイン、ランクダウンは業績不振・コンプライアンス問題の影響か
トップ20のうち17社が前回に続きランクインとなりました。そのうち6社(「任天堂」、「グーグル(Google)」、「パナソニック」、「アップル(Apple)」、「ソニー」、「三菱商事」)は2回連続でトップ10入りしており、安定した人気がうかがえます。一方で、赤字決算の「資生堂」(15位→39位)や、コンプライアンス問題のあった「三菱UFJ銀行」(15位→34位)は、トップ20圏外となりました。
●パートナーに望む職場条件、1位は『給与』、2位『休日』
パートナーの勤務先に対して重視するポイントは、1位「給与額」、2位「土日休み、有休が取得しやすい」、3位「雇用形態」、4位「安定性」でした。「給与額」は、性別・世代を問わずすべてのセグメントで1位となっています。特に女性は「給与額」「安定性」をより重視する傾向が見られました。
▼本編はダイジェスト版です。本調査の詳細は、「リスモン調べ」掲載サイトよりご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/study/research/
▼動画版はこちら 「YouTube リスモンちゃんねる」
https://youtu.be/yij_D6ixlpg
調査概要
・調査名称 : 第15回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査
・調査方法 : インターネット調査
・調査エリア : 全国
・期間 : 2025年3月3日(月)~3月5日(水)
・調査対象者 : 20~59歳の男女個人
・調査対象企業と選定方法: 各業界の大手企業・組織200社を抽出
・有効回答数 : 800サンプル
調査結果
(1) トップ20のうち17社が継続ランクイン、ランクダウンは業績不振・コンプライアンス問題の影響か
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の1位は、「国家公務員」(回答率8.4%)となりました。次いで2位「地方公務員」(同8.0%)、3位「トヨタ自動車」(同7.9%)、4位「任天堂」(同7.3%)、5位「グーグル(Google)」(同5.3%)、6位「味の素」(同5.1%)、7位「パナソニック」(同5.0%)と続きました。(図表A)公務員は、調査対象となった第6回調査以降、10回連続でトップ2を独占し続けており、3位の「トヨタ自動車」は、公務員を除いた民間企業のランキングとしては13回連続1位となりました。
また、トップ20のうち17社は第14回(以下、前回)調査と同一企業であり、そのうち6社(「任天堂」、「グーグル(Google)」、「パナソニック」、「アップル(Apple)」、「ソニー」、「三菱商事」)は前回からトップ10入りが継続し、安定しています。
一方で、2024年12月期に赤字決算(連結)となった「資生堂」(前回15位→今回39位)や、コンプライアンス問題が生じている「三菱UFJ銀行」(同15位→34位)は、トップ20から外れる結果となりました。この他、業績悪化により「ホンダ」との経営統合協議を行った「日産自動車」(同70位→135位)や、不適切な接待疑惑が問題となった「フジテレビジョン」(同108位→152位)のランクダウンなど、業績不振やコンプライアンス問題に対して厳しい目が向けられた影響が読み取れる結果となっています。
なお、トップ100については図表Bにまとめました。(図表B)

図表A

図表B
(2) 男性回答で民間企業1位は初めて
パートナーの勤務先として望む企業を男女別に集計したところ、男性が希望するパートナーの勤務先1位は「トヨタ自動車」(回答率7.5%)、2位「任天堂」(同7.3%)、「国家公務員」(同7.3%)、4位「地方公務員」(同6.3%)の順となりました。男性回答において、第6回調査以降、「公務員」がトップ2を独占する状況が続いていましたが、今回の調査にて初めて民間企業である「トヨタ自動車」が1位となり、「任天堂」が「国家公務員」と同率で2位にランクインする結果となりました。一方、女性が希望するパートナーの勤務先1位は「地方公務員」(同9.8%)、2位が「国家公務員」(同9.5%)、3位が「トヨタ自動車」(同8.3%)の順となり、公務員人気が継続しています。(図表C)

図表C
(3) “収入と安定”、女性がより強く重視する傾向
パートナーの勤務先に対して重視するポイントは、「給与額」(回答率50.9%)が過半数の回答率を得て1位、次いで2位「土日休み、有休が取得しやすい」(同33.6%)、3位「雇用形態」(同31.6%)の順となりました。「給与額」は、性別・世代別の全セグメントで1位となっていますが、中でも女性(同58.8%)では、男性(同43.0%)よりも15.8ポイント高い回答となっており、特に重要視している様子が表れています。また、「安定性」においても、女性(同32.0%)の方が男性(同23.8%)より8.2ポイント高いことを踏まえれば、女性はパートナーに安定した収入を求める傾向が強いといえます。(図表D)

図表D
(4)パートナーへの希望年収が全体的に上昇している
パートナーに求める最低年収について調査したところ、「年収は気にしない」(同30.9%)が最も多く、2位「500万円以上」(回答率16.9%)、3位「400万円以上」(同13.6%)と続きました。男女別にみると、「年収は気にしない」では、男性(同41.8%)の方が女性(同20.0%)よりも21.8ポイント高いのに対して、女性は「500万円以上」(同19.3%)、「600万円以上」(同17.0%)など、全体の58.4%が、民間企業の平均年収460万円(2023年版「民間給与実態統計調査」)を超える年収を求めていることから、女性はパートナーの収入に平均年収以上を求めている様子がうかがえます。
また、前回調査と比較すると、「年収は気にしない」と「300万円以上」で低下が生じ、「400万円以上」から「2,000万円以上」の合計が6.8ポイント上昇しており、前回よりも高い年収を求める回答が増加していることが読み取れます。近年の物価高を踏まえて、従来よりも高い年収水準を希望する傾向が生じている可能性が考えられます。(図表E)

図表E
総評
今回調査では、公務員が第6回調査以降10回連続のトップ2独占となり、3位のトヨタ自動車は、民間企業内で13回連続の1位となりました。公務員において、雇用や収入の安定が最大の強みであることは言うまでもありませんが、トヨタ自動車も、選択理由に「大手企業である」ことや「経営が安定している」など事業の安定性が多く挙げられており、本ランキングにおいて依然として「安定性」が大きな評価要素になっています。
また、パートナーの勤務先に対して重視するポイントとして、「給与額」が突出していること、選択理由に「年収が高い」などの収入面に対する評価が多く挙げられていることから、安定性に加えて、給与の高さも重視されていることが読み取れます。特に、女性では、6割近くがパートナーに求める最低年収として平均年収よりも高い水準を求めています。全体的に、前回調査よりも高い年収水準を求める回答が増加しており、昨今の経済情勢なども踏まえて、パートナーの「給与額」に対する要求水準が上昇傾向にある可能性が考えられる結果となりました。
安定した結婚生活を送るためには、「安定収入」が重要であり、そのためには「勤務先の安定」や「給与水準」が重要な要素となります。今回の調査でも、その重要性が顕著に示され、今後その傾向が強まる可能性も生じています。
「この企業に勤める人と結婚したい」と思われるような企業となるために、企業経営者には、業績の向上、従業員への給与還元、優秀な人材の確保という流れを継続させ、「経営の安定性」と「給与水準の向上」を実現していく姿勢が必要と言えるでしょう。
▼本編はダイジェスト版です。本調査の詳細は、「リスモン調べ」掲載サイトよりご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/study/research/
▼動画版はこちら 「YouTube リスモンちゃんねる」
https://youtu.be/yij_D6ixlpg
リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」などを発表しております。今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。

2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPクラウドサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業(定額制の社員研修サービス「サイバックスUniv.」)やビジネスポータルサイト事業(グループウェアサービス等)、BPOサービス事業、海外事業(利墨(上海)商務信息咨詢有限公司)にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開しています。
リスモングループ会員数は、2025年3月末時点で14,442(内、与信管理サービス等7,890、ビジネスポータルサイト等3,067、教育事業等2,989、その他496)となっております。
【会社概要】
社名:リスクモンスター株式会社
本社所在地:東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル
代表取締役社長:藤本 太一
設立:2000年9月
上場区分:東証スタンダード市場(証券コード:3768)
HP:https://www.riskmonster.co.jp/
<報道関係の方からのお問い合わせ先>
リスクモンスター株式会社 広報担当
TEL :03-6214-0350
MAIL: press@riskmonster.co.jp
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