九州南部に停滞する梅雨前線の影響で、県内では11日未明から朝にかけても大雨となり、引き続き土砂災害に警戒が必要です。

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部では大気の状態が非常に不安定となっています。

11日未明から朝にかけても各地で大雨となり、県の雨量計では、1時間雨量が最大で鹿児島市で55ミリ、姶良市で52ミリなど、非常に激しい雨を観測しました。

また、指宿では3日間に降った雨が、観測史上最大の514ミリとなりました。

現在も一部地域で大雨警報が出されています。

これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害の危険度が高い状態が続く見込みで、気象台は薩摩、大隅地方では11日夕方にかけて土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。