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プレスリリース配信元:株式会社ジェイフィール

[逆パワハラの実態調査]課長を追い込むのは実は部下からのハラスメント!?逆パワハラを越える鍵は「マネジメントシェアリング」と「共育(共に育つ)」という考え方




組織開発・人材育成を支援する株式会社ジェイフィール(東京都渋谷区、代表取締役:高橋克徳)は、全国の民間企業に勤務する正社員5,000名を対象に「逆パワハラ(部下から上司へのハラスメント)」に関する実態調査を実施し、その結果をまとめたレポートを発表しました。
上司から部下へのハラスメントが注目される中で、本調査は、「上司が部下から受けるハラスメント」という問題に焦点を当てたリサーチです。

調査の背景・目的
株式会社ジェイフィールは「逆パワハラ」に関する実態調査を実施しました。その結果、約4割のマネジャー層が「逆パワハラ」に直面し、深刻な心理的ストレスを受けることで、これを受けた課長の約6割が離職や休職のきっかけになり得ると回答しました。本調査は、逆パワハラが個人の資質や感情の問題だけでなく、構造的・組織的な課題として存在している可能性を示しており、企業にはマネジメント負担の分散(マネジメント・シェアリング)や、部下側の人間的成長を促す「共育型OJT」の導入など、マネジャーを強くする以外の対策の必要性に言及しました。

調査概要

本調査は、2025年4月18日~20日にわたり、株式会社ジェイフィールによって実施されました。対象は従業員数100名以上の企業に勤務する課長職を中心とした正社員で、全回答者:5,000名。その内逆パワハラを受けた、または見たという有効回答者:314件のデータをインターネット調査により収集しました。

調査結果
調査では、「部下からの意図的なハラスメント行為」に関する具体的事例(例:上司を小ばかにする、不機嫌な態度をとる、知識や経験の否定など)についてデータを収集し、実際の被害経験・周囲の認識のギャップ・部下人数との相関関係などを分析しました。
結果として、課長の約4割が逆パワハラを受けたことがあり、そのうち約6割が「休職・離職の引き金になり得る」と感じていることが判明しました。特に、部下が10~14名の中規模マネジメント層が最も深刻な影響を受けていることも浮き彫りとなりました。

調査結果の意義・インパクト
この調査結果は、これまで見落とされがちだった「上司の立場における心理的負担」を可視化するものであり、組織開発・人事の思想の見直しや施策の再設計において重要な示唆を提供します。特に、マネジメントシェアリング(複数人によるマネジメント分担)の導入や、「共育(共に学び育つ)」風土、文化の促進は、逆パワハラの抑止や職場の信頼関係の再構築につながると考えられます。

調査結果の詳細

エグゼクティブ・サマリー


2.逆パワハラの発生状況

3.課長職が経験した逆パワハラ_部下人数別


5.課長職は、逆パワハラに対してどのように対処したのか?

6.逆パワハラの要因は?


7.ハラスメントの予防や解決策に取り組んでいることは?

8.逆パワハラの解決要素は?


本調査からの提言

更に詳しく知りたい方はこちらへ
https://www.j-feel.jp/note/wz0_cuxj3cc/
サービス・商品概要
株式会社ジェイフィールは、「人の変化を起点とした組織開発」を軸に、対話型ワークショップ(https://www.j-feel.jp/program/16j5gyvhx7/)共育型OJT(https://www.j-feel.jp/program/kd69g2f4zl/)、組織風土改革コンサルティングなどのソリューションを提供しています。今回の調査結果をもとに、マネジャー支援プログラムやマネジメントシェアリングの促進を図るとともに、より柔軟で創造的な組織運営の実現に向けた新たな提案を行ってまいります。

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