秋田県大仙市で一面のバラに囲まれる体験ができます。訪れた人は、鮮やかに色づいた花々と香りを楽しんでいました。
吉方桃花アナウンサー:
「バラといえば赤色のイメージですが、ここでは約200種類300株の色とりどりのバラを観賞することができます」
大仙市の県立農業科学館で、6月のこの時期恒例の「バラフェスタ」が始まりました。
バラの品種の一つ「スウィートジュリエット」は、その名の通り淡い色と甘い香りが特徴です。
農業科学館オリジナル品種の「たつこ姫」は、赤い花びらの中をのぞくと黄色い花びらが顔を出します。
10日は校外学習で訪れた秋田市の児童などが、香りを確かめたり写真を撮ったりして楽しんでいました。
男子児童は「バラはとてもきれいな色で、僕の中では『フェルゼン伯爵』の花がきれいだった。とてもいい匂い」と話しました。
また、女子児童は「きれいなバラがいっぱいあってよかった。ピンク色のバラがきれいだった」と語りました。
県立農業科学館の照井梓学芸主事は「バラの大きい花と色どりの豊かさ、香りの素晴らしさを同時に楽しめる時期。ちょうど良いシーズンなので、バラを楽しんでもらいたい」と話しています。
「バラフェスタ」は6月22日まで開かれていて、今週末にかけて見頃を迎える予定です。