秋田県由利本荘市の53歳の男性職員が、町内会から預かった金や市の予算で購入した商品券、計約20万円を着服したとして、10日付で懲戒免職の処分を受けました。
懲戒免職となったのは、由利本荘市大内総合支所の産業建設課に所属していた男性主席主査(53)です。
男性職員は2024年12月、長坂町内会館の所有権を市から町内会に移す手続きに必要な費用14万5500円を町内会から預かりましたが、金庫から持ち出しました。
さらに6月2日、上司に無断で市の予算で商品券6万円分を購入し、換金しました。
金は借金の返済や遊興費に使われ、すでに職員の親族が全額弁済しています。
市は、被害届の提出を検討しています。