活発な梅雨前線の影響で県内では降り始めからの総雨量が200ミリを超えたところもあります。阿蘇市では道路の陥没にトラックがはまり、立ち往生するトラブルも
ありました。市では雨との関連を調べています。

活発な梅雨前線の影響で10日も県内は雨となり、山鹿市鹿北と天草市牛深では
1時間に30ミリを超える激しい雨を観測。8日の降り始めからの総雨量は湯前町や阿蘇市など多い所で200ミリを超えました。

気象庁は昨夜遅く、熊本県を含む九州北部地方の5つの県に線状降水帯のいわゆる『半日前予測』を発表しましたが、この時間まで線状降水帯の発生はなく、発生の恐れもなくなりました。

こうした中、10日午前6時前、阿蘇市狩尾の市道で、トラックが陥没した道路に
右後輪がはまり、動けなくなるトラブルがありました。
警察や市道を管理する阿蘇市によりますと、陥没の大きさは、幅1・5メートル、
長さ2・5メートルほどで、深さは約80センチです。

阿蘇市は、午後から補修工事を行いましたが、当面、付近を通行止めにして
雨との関連を含め陥没の原因を調べることにしています。

県内では11日の明け方にかけて多い所で1時間30ミリの激しい雨が降ると
予想されています。土砂災害に十分注意してください。


和水町の県道6号線に土砂が流れ込み、約4.6キロが全面通行止めとなっています。この土砂崩れによるけが人などの被害はないということです。県によりますと復旧のメドは立っておらず、11日以降も作業が続くということです。

テレビ熊本
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