今回の大雨で1日の降水量が過去最多を記録した鹿児島県指宿市の市道では、斜面の崩落など合わせて45件の被害が確認されていることが分かりました。
指宿市によりますと、10日午後4時までに指宿市の市道で道路脇の斜面の崩落が27件、路肩の崩れが7件、倒木が3件、冠水が8件の合計45件の被害が確認されました。
人的被害や建物への被害はありませんでした。
このうち指宿市尾下地区の市道・利永尾下線では、高さ50メートル幅20メートルの土砂崩れが発生して通行できなくなっています。
片側通行ができるようになるまで1日から2日かかる見込みです。