佐賀市の「佐賀調理製菓専門学校」が、再来年度から西九州大学短期大学部に統合されることになりました。
両校を運営する学校法人永原学園は9日、佐賀調理製菓専門学校が、今年度の試験を最後に学生の募集を停止し、再来年度から西九州大学短期大学部に統合すると発表しました。
短期大学部の中に新たに「調理・製菓コース」を設置するということです。
専門的な知識を増やしたい社会人や、日本食を学びたい留学生など、多様な学び方を選択できるようになるとしています。
また、飲食店での長期インターンシップなど実習を中心とした新しいカリキュラムになるということです。
【学校法人永原学園 福元裕二理事長】
「海外とも交流を深めて、卒業生たちが修行に行ったりしてですね、いずれは佐賀に戻ってきて佐賀でお店を開いたり、そういう夢を持った人材を育成したい」
新たなコースでは、卒業までの年数が1年から2年に長くなり、調理師や製菓衛生師の資格の取得を目指すことができます。
一方、授業料などは短期大学に合わせるため現状より増える見込みとしています。