県内は警報級の大雨となるおそれはなくなったものの、大気の状態が不安定となっています。
長崎地方気象台は11日昼前まで土砂災害や落雷、突風に注意するよう呼びかけています。
KTN記者
「午前8時の長崎駅前です。今、大粒の雨が激しく降り出しました。時折、風も激しく吹いて傘を差すのが難しい状態です」
梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県内は大気の状態が不安定となっています。
降り始めからの総雨量は雲仙岳で197.5ミリ、長崎市長浦岳で177.5ミリ、島原で158ミリとなっています。(8日正午~10日午後3時)
長崎市には午前中、一時、大雨警報が出されました。
現在、大雨注意報は南部と北部のほか、上五島の一部に出されています。(※午後3時20分発表)
1時間に降る雨の量は多いところで30ミリ、11日午後6時までの24時間雨量は、多いところで80ミリと予想されています。
気象台によりますと、県内で警報級の大雨となるおそれはなくなりましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあります。
気象台は土砂災害のほか、落雷や突風に注意するよう呼びかけています。