2025年1月から5月までに岩手県内で発生した交通事故は580件で、前の年の同じ時期より54件増えました。
高齢者が絡む事故が284件と最も多くなっています。
県警によりますと、2025年1月から5月まで県内で発生した交通事故は580件で、前の年の同じ時期より54件増えました。
このうち死者数は8人で前の年の同じ時期と比べ5人減少しています。
死者のうち6人は65歳以上の高齢者でした。
一方、けが人は前の年の同じ時期より100人増加し740人でした。
事故の発生状況を見ると高齢者が絡む事故が284件と最も多く、次いで多かったのは高齢ドライバーが原因となった事故で199件でした。
この上で警察は「高齢者は認知・判断・操作の機能が衰えていることがある」として、ハンドルを握る際は十分に注意するよう呼びかけています。