福岡市にある宿泊施設「博多サンヒルズホテル」が今年11月末で営業を終えることになりました。
福岡市博多区吉塚本町にある博多サンヒルズホテルは警察共済組合福岡県支部が運営し、1988年4月にオープンしました。
客室のほかチャペル式場や宴会場を備え、多くの市民にも親しまれてきましたが婚礼件数は市場の縮小もあり1993年度の527件をピークに減少し、コロナ禍の2021年度には14件まで落ち込み、その後の回復も思わしくありませんでした。
また2019年度以降は赤字が続き、昨年度は約7000万円の赤字だったということで、11月30日の営業を最後に閉館することになりました。
その後の建物や土地の利用については未定だということです。
総支配人は「37年余という永きに亘り、地域住民の皆様をはじめ多くの皆様にご愛顧いただいたことに、この場をお借りして心より感謝申し上げます」とコメントしています。
サンヒルズホテルの閉館により、警察共済組合が運営するホテルは東京の「ホテルグランドアーク半蔵門」と大阪府の「プリムローズ大阪」の2つになるということです。