梅雨前線の影響で愛媛県内は大気の状態が不安定になっていて、10日から11日明け方にかけて土砂災害に関する警報が発表される可能性があり、気象台が十分な注意を呼びかけています。
気象台によりますと、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、愛媛県内は10日も大気の状態が不安定になっています。
降り始めの8日からの雨量は10日午前5時時点で内子町90.0ミリ、西予市68.0ミリなどを観測。松山市では10日朝に1時間あたり17ミリのやや強い雨が降り、大量の水しぶきをあげながら走る車のほか、通勤・通学をする人たちが傘をさして足早に歩く姿が見られました。
青木稜悟記者:
「午前8時半過ぎ、体に強く打ち付ける雨が降っています。去年土砂崩れのあった松山市緑町の現場では本格的な復旧工事が進められ、今のところ土砂の流出などは見られません」
土砂崩れが去年起きた松山城の城山周辺の住民からは、不安の声が聞かれました。
住民の男性:
「雨が降る度に心配はありますね。避難をしなきゃいけないのかなというような気がしますね」
気象台は愛媛県内で11日正午までの24時間の雨量を、多い所で100ミリと予想。局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあり、11日明け方にかけて、土砂災害に関する警報が発表される可能性があるとしています。
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