9日、読谷村にある沖縄県の不発弾保管庫で不発弾が爆発した事故を巡り、中谷防衛大臣は安全管理を徹底した上で処理作業を継続する考えを示しました。

9日、読谷村の嘉手納弾薬庫地区にある県の不発弾保管庫で、不発弾のサビを取る再識別作業中に爆発が起き自衛隊員4人が怪我をしました。

中谷防衛大臣は10日の閣議後の会見で、事故原因を特定するため第15旅団に事故調査委員会を設置したことを明らかにしました。

事故が起きた同様の作業については停止するいっぽうで、不発弾の回収や、自衛隊による処理作業については安全管理を徹底した上で継続する考えを示しました。

中谷防衛相:
今後発見された不発弾の回収をはじめとする不発弾業務の全てを直ちに停止をするという事は考えておりません

県内では11日に八重瀬町で不発弾処理が予定されているほか、7月には那覇市・首里の中城御殿の工事現場で処理作業が予定されていて、約2300人が避難対象となっています。

沖縄テレビ
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