大阪・関西万博の会場で基準値を超える「レジオネラ属菌」が検出された問題で、再検査の結果、およそ2倍に増えていたことがわかりました。
万博会場の南側で水上ショーが行われる「ウォータープラザ」をめぐっては、先週、最大で基準値の25倍にあたる「レジオネラ属菌」が検出されました。
「レジオネラ属菌」は水辺などに生息する細菌で、感染すると肺炎などを発症する可能性があり、今月4日から水上ショーは中止となっています。
博覧会協会は、配管掃除や消毒のための薬剤の投入など対策をしてきました。
しかし再検査の結果、今月6日に発表の検査からおよそ2倍の数値が検出されたことが10日、わかりました。
博覧会協会の担当者は海水の循環量を増やすなどの新たな対策を講じていくとしています。