出会い系サイトの認証手続きなどを口実にされ、愛媛県松山市の６０代の男性が現金約８０万円をだまし取られました。警察が被害届を９日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは、松山市内に住む無職の男性（６０代）です。
警察によりますと男性は５月９日、携帯電話に日本人の女を名乗る相手からダイレクトメッセージが届き友達登録。２３日に出会い系サイトの受け付けを名乗る相手から複数の女性の写真が送られ、会員になる費用として現金１万円を２５日に指定された口座へ振り込みました。
このあと別の日本人の女を装う相手のアカウントに誘導され、認証手続きなどを口実に指定された口座に５回に渡り、あわせて現金約８１万円をＡＴＭから振り込み、合計で約８２万円をだまし取られました。
男性は高額の振り込みが続いたことから不審に思い、警察に相談して被害に気づきました。
警察は特殊詐欺事件として捜査していて、相手からアプリのインストールを求められたら、安全なものか確認するよう呼びかけています。
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