和歌山刑務所に勤務していた当時、受刑者の指輪を盗んだ罪で逮捕・起訴された刑務官が、ほかに指輪を盗んだり、横領した疑いで再逮捕されました。
業務上横領と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、静岡刑務所の刑務官・本田明士容疑者(60)です。
本田容疑者は和歌山刑務所の会計課長を務めていた、おととし7月、60代の女性受刑者から貴重品として預かっていた、時価5万円相当の指輪を持ち出して横領した疑いと、和歌山刑務所の総務部調査官だった去年7月から9月の間に、保管されていた時価30万円相当の指輪を盗んだ疑いがもたれています。
警察によると、本田容疑者は容疑を認めているということです。