明治安田Ｊ２リーグで８日、３連敗中のＦＣ今治はホームで大分トリニータと対戦し、エースによるゴールで４試合に得点して引き分けました。愛媛ＦＣはアウェーでＲＢ大宮アルディージャに引き分けました。
９位のＦＣ今治は１０位の大分トリニータと対戦。前半２３分、大分のコーナーキックで、ＧＫ植田がはじいたボールが今治の選手に当たりオウンゴール。先制を許してしまいました。この直後にエースのマルクス ヴィニシウスがゴールを狙ったもののキーパーにはじかれました。４連敗はなんとしても避けたいなか、後半２８分、見事なパスワークからボールを受けたヴィ二シウスが、チーム４試合ぶりのゴールを決め、同点に追いつきました。試合は１－１の引き分け、連敗は３でストップしました。順位は変わらず９位。Ｊ１昇格プレーオフ圏内へ再浮上を目指します。
倉石圭二監督：
「久しぶりの得点が生まれたところと、連敗が止まったっていう所はよかったんですけども、たくさんのチャンスが決めきれないところは課題だった」
マルクス ヴィニシウス選手：
「（得点は）日々の努力だと思う。必死に練習をしてきたので（自分にとって）１０試合ぶりにゴールを決められてうれしい。自分がゴールを決めればチームに勝利を届けることもできると思うから、これからもがんばっていきたい」
次節は１５日にアウェーで、１２位の北海道コンサドーレ札幌と対戦します。
２０位の愛媛ＦＣは青野暫定監督体制でリーグ戦初勝利を狙うなか、２位のＲＢ大宮アルディージャと対戦。前半４４分。ペナルティエリアでパスを受けた甲田のシュートはキーパーに阻まれ、前半を０－０で折り返しました。均衡を破ったのは愛媛。後半１１分、フリーキックの場面に４試合連続スタメンのＦＷ・村上が華麗で鋭いキックを放ち、チームトップタイの今シーズン３ゴール目。上位相手に、愛媛が先制に成功しました。しかし後半アディショナルタイム、大宮にヘディングで追いつかれ結果は１対１。２試合連続の引き分けに終わりました。
青野慎也暫定監督：
「僕たちは勝つしかないし、勝つことで最下位から脱出できると思っているので、引き分けに満足せずに勝ち点３を目指して、常に日々努力していきたい」
愛媛は変わらず最下位のまま。Ｊ２残留圏内の１７位秋田との勝ち点差を５に縮めています。
愛媛ＦＣの次の試合は天皇杯２回戦。１１日にアウェーでサガン鳥栖と対戦します。リーグ戦は１５日、アウェーで６位のジュビロ磐田と対戦します。
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