愛媛県の松山市の夏の風物詩「松山野球拳おどり」。６０年目を迎える今年に生まれ変わります。シンガーソングライターの「ピコ太郎」さんが独自に曲をアレンジし、プロモーションビデオを制作したことが９日に発表されました。ＡＩを使っていて「最先端と伝統を融合」をアピールしています。
「ピコ太郎」さんは、ＳＮＳで世界的にヒットした「ＰＰＡＰ」の楽曲でお馴染みシンガーソングライター。今年で６０周年を迎える「野球拳おどり」をもっと多くの人に楽しんでもらおうと、独自で曲をアレンジしプロモーションビデオを制作しました。一番こだわったポイントは…
ピコ太郎さん：
「正直に言っていいですか。ＡＩ使ってます。あの曲はこうしようというイメージを壊したかった。まずＡＩに歌詞をぶっこんで１００曲位生成しました。最先端と伝統の融合みたいなことしてます」
制作にＡＩを使ったことを白状。「ＡＩと伝統の融合」はどんな化学変化を起こすのか。プロモーションビデオは７月上旬に公開されます。
さらに今回は野球拳おどりの楽曲もリニューアル。現代風にアレンジしているほか、アップテンポな令和バージョンの新曲も登場し、全部で５曲を制作しました。踊りの会場も大街道に増設されます。また最終日の８月１０日にはフェスも開催され、ピコ太郎さんを始め歌手のＭａｙＪ．さんや鈴木亜美さんなど豪華ゲストがフィナーレを飾ります。
ピコ太郎さん：
「今年はちょっと必要以上にはしゃいでください。『すごい回なんだよ、今年は』という風に感じてもらるイベントになるように僕もがんばります。松山のみなさん、今年を見逃すな」
今年の松山野球拳おどり、は８月８日から１０日まで３日間開かれます。
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