梅雨前線の影響で、鹿児島県では線状降水帯が発生して大雨になる恐れがあり、警戒が呼びかけられています。

鹿児島・曽於市から広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

曽於市では、現在も雨が降り続いています。
きょうの雨の中だと比較的弱まっているほうですが、それでも普段の雨に比べるとしっかり降っています。

坂にある排水溝を見てみると、水の流れがしっかりできてしまっているくらいの雨の強さです。
上空を見ると、しっかりと雲がこの辺りを覆っている様子です。

道の駅の中を見てみると人の姿がなく、外出する人はほとんどいない様子でした。

店員の方に話を聞くと、2025年になって一番お客さんが少なんじゃないか、普段の10分の1くらいだと話していました。

現在は雨が少し弱まっているという状況のため、傘をささずに表に出てきている人がいますが、駐車場には水たまりが出来上がっていて、足首まで水がつかる場所もあります。

宮崎・都城市と隣接していて、鹿児島空港がある霧島市とも結んでいる交通の大動脈である国道10号線では、わだちたまっている水を巻き上げるように車が走行しています。

午前中からずっと降り続けていて、これからも雨が強まる可能性がありますので、住民の方々は雨に対して心配をしています。