将来の基礎年金の給付水準を底上げすることなどを目指す年金制度改革法案が、参議院の厚生労働委員会で可決され、13日成立する見通しとなりました。
年金制度改革法案は、パートで働く人などの厚生年金への加入の拡大を目指し、手取りが減り働き控えが起きるいわゆる年収106万円の壁を3年以内に廃止します。
また、将来の基礎年金の底上げなどが柱となっています。
石破首相:
将来の受給者の給付を充実させる、それと同時に現在の受給者の年金を増額させる。
石破首相は「今後の年金給付水準の確保につながる重要なものだ」と説明しました。
法案は参議院の厚生労働委員会で与野党の賛成多数で可決し、13日に成立する見通しです。