立憲民主党の野田代表は9日、日本外国特派員協会で記者会見し、ガソリン税の暫定税率を廃止する法案について、「日本維新の会、国民民主党と3党で11日にも共同提出できるようにしたい」と述べた。
野田氏は会見の中で、ガソリン税の暫定税率を廃止する法案をめぐり「維新と、国民民主党も一緒に行動して、法案を提出しようという動きになってきた」とし、「もう実務者レベルでの協議はほぼ整っているので、それぞれの党内手続きを経ることによって、11日には共同で法案を提出できるようにしていきたい」と述べた。
野田氏はさらに「もともと自民党、公明党も暫定税率廃止については方向として賛成をしているので自民、公明に参議院選挙前に踏み絵を踏ませる状況を作ることができる」と述べ、「もし参議院で否決されたならば、それは7月の参議院選挙の大きな争点になるだろう」と強調した。
一方、野田氏が会見の冒頭で「参議院選挙はステップだ。その次の衆議院総選挙がジャンプ(政権交代)だ」と述べたことに関して、記者団から「ジャンプで過半数を取れなかったら責任をとって代表辞任をするのか」と問われると、野田氏は「当然、代表を辞める」と述べた。