先月から北海道の太平洋側でマグニチュード6クラスの地震が相次いでいて、気象庁はそれぞれの地震の震源が離れていることから直接の関連はないと発表しました。
先月31日に北海道釧路沖を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生し釧路市などで最大震度4を観測しました。
また、今月2日に十勝沖を震源とするマグニチュード6.1、その翌日にはほぼ同じ震源でマグニチュード5.2の地震が発生しました。
このほかにも、先月15日に十勝地方中部、先月23日に浦河沖、先月26日に十勝地方南部を震源とする最大震度4の地震が発生し北海道の太平洋側では、やや強い地震が相次いでいます。
気象庁はそれぞれの地震の震源が離れていることなどから直接の関連はないとしていますが、2003年にマグニチュード8.0の「十勝沖地震」をはじめこの地域周辺では度々、大きな地震が発生しているため、日ごろから家具の固定など地震への備えを心がけるよう注意を呼びかけました。