5月の岩手県内の企業倒産は前の月から5件増え、令和に入り最も多い11件となりました。
東京商工リサーチによりますと、5月の県内の企業倒産は11件で前の月から5件増えました。
県内の単月での倒産件数としては令和に入り最も多くなり、東日本大震災関連で12件が倒産した2011年7月以降では初めて10件を超えました。
負債総額は10億1300万円で前の月から4億円近く増えています。
負債総額10億円を超える大型倒産はありませんでしたが、原因別では新型コロナウィルス関連の倒産が4件と最も多くなりました。
県内の倒産件数は2025年1月から5月まで2024年の同じ時期を10件上回る高止まりの状況が続いています。
東京商工リサーチでは「事業継続を断念するケースは今後も増勢を強めることが予想される」としています。