厚生労働省が公表した調査によると、福島県内で2024年1年間に生まれた子どもは8216人で、前の年と比べて約1割減少した。(2023年は9019人)
統計を始めてから初めて8000人台となり、これまでで最も少なくなっている。
また、1人の女性が生涯で生む子どもの数を表す合計特殊出生率は1.15と前の年より0.06ポイント低下し、全国と同率となった。福島県では東日本大震災の翌年である2012年以降は全国平均を上回っていた。
福島県は今回の調査結果について「非常に厳しく危機的な状況で重く受け止めている。出会いや結婚支援、子育てをしやすい環境をさらに整えていきたい」としている。