静岡市内で酒気帯び運転をしたとして静岡中央警察署 地域課に所属する巡査の男が逮捕されました。
逮捕されたのは静岡中央警察署に勤める巡査の男(24)で、6月8日午後9時半頃、静岡市葵区で酒気を帯びた状態で車を運転した疑いです。
巡査の男は自らが暮らす警察官舎のすぐ近くで、フェンスに衝突する事故を起こしていて、飲酒運転が発覚しました。
県警監察課によると、巡査の男は勤務を終えた後に官舎でビール1.5リットルを飲み、2時間ほど仮眠をしてからプリンやシュークリームなどを買うためコンビニに車で向かい、その帰り道に事故を起こしたということです。
調べに対して巡査の男は「酒が体に残っているのはわかっていた」と容疑を認めています。
静岡県警をめぐっては浜松中央警察署の署員(56)が嘘の捜査書類を作成したとして逮捕・起訴されたほか、高速道路交通警察隊の隊員(40代)が687人分の氏名や生年月日といった個人情報が含まれた捜査書類の写しやSDカード、さらには制帽・制服などを一時紛失するなど不祥事が相次いでいて、逮捕者は2025年に入ってから4人目です。
県警の佐藤弘道 警務部長は「飲酒運転の根絶に向け、県警察一丸となって取り組んでいる中、職員がこのような事案を起こしたことを組織として重く受け止めるとともに改めて県民にお詫び申し上げる」などとコメントしています。