８日、梅雨入りしたとみられると発表があった熊本県内。９日昼過ぎから１１日にかけて大雨となる恐れがあります。
【平井 茂徳 記者】
「午前９時半ごろの熊本市中心部です。空は曇っていて、今にも雨が降り出しそうな気配です。街を行きかう人たちは傘も持って歩いています」
平年より４日遅く、去年より９日早い梅雨入りとなった熊本県内。
九州南部に停滞している梅雨前線が９日の夜までに九州北部付近へ北上し大気の状態が不安定となる見込みです。
このため９日昼過ぎから１１日にかけて大雨となる恐れがあります。
９日は多い所で１時間に４０ミリの激しい雨が降り、９日夕方までの２４時間雨量は１２０ミリ、その後、１０日夕方までが１００ミリと予想されています。
前線の活動によっては警報級の大雨となる可能性もあります。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に十分注意するよう呼びかけています。
