活発な梅雨前線の影響で、県内は夕方にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒が必要です。
梅雨前線は九州北部地方に停滞し、県内では大気の状態が非常に不安定になっています。
県内は北部を中心に雨脚が強まっていて、山鹿市鹿北や天草市牛深では1時間に30ミリを超える激しい雨を観測しました。
8日の降り始めからの雨量は、湯前町や阿蘇市などで170ミリを超えています。
県内は10日夕方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。
このあとも、多い所で雷を伴った1時間に40ミリの激しい雨が降り、あす正午までの24時間に120ミリの雨が降ると予想されています。
気象台は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒するよう呼びかけています。