福岡管区気象台は8日、九州北部地方が梅雨入りしたと見られると発表しました。24年より9日早く、平年より4日遅い梅雨入りです。10日にかけて梅雨前線が北上し、九州北部地方は大雨になるおそれがあり、警戒が必要です。
8日の長崎県内は気圧の谷や前線の影響で曇りで、雨が降っているところがあります。9日も前線や湿った空気の影響でおおむね雨で、夜は雷を伴って激しく降るところがありそうです。
10日にかけて梅雨前線が北上し、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部地方では大気の状態が不安定となり、雷を伴った激しい雨が降るところがある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意や警戒が必要です。
前線の活動が予想より活発になったり、発達した雨雲の流入が続いた場合には警報級の大雨になる可能性があります。11日以降も九州北部地方に前線が停滞し、総降水量が多くなる可能性があります。
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