長崎市のディスカウントストアで7日、市内で初となる備蓄米の販売が行われました。
長崎市岩見町にあるディスカウントストア「ミスターマックス長崎店」には、午前10時の開店前から約700人が足を運びました。
並んだ人は
「(最近の米の価格は)安くはない」
「(備蓄米は)長くは持たない物かと思うのでみんなに広く行き渡ればと思う」
このため店では、開店時間を15分早めました。
販売されたのは、6日入荷した2022年産の政府備蓄米いわゆる「古古米」500袋です。
5キロが税込1944円で販売され、約20分で完売しました。
購入した人は
「うれしい」
「米がメインになるので、なくてはならない物」
「味も楽しみにしている」
ミスターマックスでは、随意契約で備蓄米4980トンを調達していて、今月中に全店舗での販売を目指しています。
ミスターマックス長崎店 大生猛店長
「これだけ多くの期待を背負って米を販売したことは今後にもつなげていかないといけないし、より多くの米を皆さんに届けたい」
7日は長崎のほか、東京や福岡などの5店舗でも500袋ずつ販売されています。