厳しい学歴社会とされる中国で、人生を左右するともいわれる大学入試「高考」が始まりました。
「高考」は1回の試験で大学の合否が決まることから、人生を左右する試験とも言われます。
2025年の出願者数は1335万人と、過去最多だった2024年に次ぐ規模となりました。
受験生は「パイロットの学科を志望している。自信はある」「とても興奮している。人生そのものが1つの試験だと思う」と話しました。
最近では試験の不正が巧妙化しているため中国政府は対策を強化していて、受験生は金属探知機の検査を2回受ける必要があるほか、代理受験を防ぐため生体認証も行われるということです。